- 所用時間:5時間2分
- 見学時間:4時間
- 徒歩時間:62分
- 歩数:6200歩(4.9km)
- 集合場所:四谷駅前
- お勧め度:★★★★☆
四谷駅からスタートして、迎賓館、赤坂離宮、ホテル ニューオータニに行きます。あとは、清水谷公園、豊川稲荷、日枝神社、赤坂サカスを訪ねて赤坂駅から帰ります。
四谷駅
中央線(快速)「JC 04」、中央・総武線(各駅停車)「JB 14」、丸ノ内線「M 12」、南北線「N 08」です。迎賓館に行くには赤坂口という改札出ます。
迎賓館 赤坂離宮(60分)
これまで夏季の10日間しか公開されていなかった「迎賓館赤坂離宮」ですが、2016年(平成28年)4月から年間を通して一般公開されるようになりました。
●申し込み方法・料金
・前庭
迎賓館正門から本館の外観までの見学ができます。事前申し込みは不要で入場も自由、参観は無料です。参観時間は10時から17時、最終入場は16時までです。
当日は、8時から整理券の配布が開始され、まずは10時入場分の約500枚を配布し、それがなくなると11時入場分約500枚が配布されます。決められた時間に整理券を提示して入場し、金属探知機による検査と手荷物検査の後に入場券を購入すれば見学開始です。
料金は、大人1,000円/中高生500円/小学生以下無料
水曜日が休みのようですが、事前にHPを見てから行ってください。https://www.geihinkan.go.jp/akasaka/visit/visit_calendar/
・本館及び主庭
迎賓館西門から入場し、本館内の4つの公用室と本館南側の主庭を見学できます。
各日定員は4000名まで、インターネット応募による事前申し込みと、当日受付・入場整理券配布による入場の併用となっています。
インターネット応募による申し込みは、内閣府の公式サイトから参観日をチェックし、日付ごとに定められた申し込み期間内に、同サイトの申し込み画面から応募します。先着順で4000名の参観者が決定され、当選の知らせと参観証はメールで送付されます。個人の申し込みの場合は12時入場と14時入場各750名(計1500名)です。
東京の元赤坂にある現在の迎賓館の建物は、東宮御所として1909年に建設されました。鹿鳴館などを設計したお雇い外国人建築家ジョサイア・コンドルの弟子にあたる宮廷建築家片山東熊の設計により建てられました。
戦後、国際関係が緊密化して外国の賓客を迎えることが多くなり、1962年に新たに迎賓施設を整備する方針が閣議決定されました。2006年から2008年にかけて、大規模な改修工事が行われました。工事が終了した2009年、旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に指定されました。
ホテル ニューオータニ(60分)
1964年東京オリンピックを2年後に控えた1962年オリンピック委員会と政府は外国人来訪を約3万人と予想して受入れ施設の確保を計画し財界に打診すると、大谷重工業社長の大谷米太郎が受諾してホテル建設に着手する。
千代田区紀尾井町は、古くから大名屋敷や旧伏見宮邸跡地であった約2万坪の敷地で、大谷氏の私有地となっていた。大成建設の施工で1963年(昭和38年)4月1日に着工した。ただ着工時に設計が全て終わっていたわけではなく、設計図を書きながら建設していくという突貫工事が行われた。この結果、1964年8月31日に竣工を迎えた。そして翌9月1日に現在のザ・メインを開業する。
地上17階[注 1]延べ床面積84411m2、客室数1085室のホテルを1年半で建設するためにユニットバスや高性能カーテンウォールなど当時最新の合理化工法や、当時最高層の17階建てビルディングであるため後年に超高層ビルの基本となる柔構造理論設計を採用した。
10年後の1974年(昭和49年)9月1日、ザ・メインに隣接して新館のタワー(現在のガーデンタワー)を開業する。地上40階、塔屋3階、地下1階、延床面積88,600m2、高さ144.5m。
1984年(昭和59年)9月4日、ザ・メインのロビーフロアに、当時のミシュラン三ツ星レストランであったパリの老舗レストラン、トゥール・ダルジャンの世界唯一の支店として、『トゥールダルジャン東京』を開業する。
左から
①ザ・メイン(本館):1964年開業、地上17階建て・・・宿泊・宴会・レストランなど。
②ガーデンタワー(タワー):1974年開業、地上40階建て・・・宿泊・宴会・レストラン
③ガーデンコート:1988年開業、地上30階建て・・・オフィス・レストラン・美術館など。ガーデンコートには客室はなくオフィス専用となります。
2007年(平成19年)10月、ザ・メインをリニューアルオープンする。換気口を設けたフルハイトウィンドウ(全面窓)となり、眺望が改良される。
清水谷公園(30分)
清水谷公園のある紀尾井町は町名の由来の通り、江戸時代の紀伊(紀州徳川家)、尾張(尾張徳川家)、井伊(井伊家)のそれぞれの屋敷があった場所。紀州徳川家と井伊家の境からは清水が湧き出し、一帯は清水谷と称されていました。1890年に一帯の土地が東京市に寄贈され、清水谷公園として整備。1965年に千代田区に移管され、現在は区立公園になっている。
公園内の高さ 6.27 m の大久保利通哀悼碑を中心に、心字池や各種樹木があり、界隈を行きかう人々の憩いの場となっている。特に周辺を含め八重桜が多く植わっており、春の開花シーズンに多くの人々が訪れる。2001年に公園の一部がリニューアルされた。
豊川稲荷 東京別院(30分)
赤坂にある幅広い願いを聞いてくれるパワースポット「豊川稲荷東京別院」をご存じですか?金運、健康運、対人運、技芸運、商売繁盛、家内安全、良縁祈願や縁切り祈願まで様々です。
通称「豊川稲荷東京別院」と呼ばれていますが、正式名称は「宗教法人 豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)」と称し、神社ではなく、曹洞宗の寺院です。
境内に狐がたくさん祀られているのは、お祀りしている鎮守・豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)が稲穂を担いで、白い狐に跨っておられたことから現在に至るそうですよ。愛知県豊川閣の直轄の別院として、豊川稲荷のご分霊をお祀りしています。
境内には狐がいっぱい祀られており、その形も多彩です。それほど規模は大きくありませんが、たくさんの神様が集まった神聖な空気が漂う場所です。
日枝神社(30分)
縁結びや商売繁盛のご利益ありとして人気を集めている日枝神社は、社殿の両隣に、狛犬ではなく神猿像が置かれていること。猿をモチーフにした絵馬やお守りが取り揃えられていて、とってもユニークなご利益グッズがたくさんあります。
日枝神社は赤坂にある神社で、江戸三大祭の一つの山王祭が行われているのが代表的であり、通称「山王さん」として親しまれています。
現在は赤坂にある日枝神社ですが、実は、最初に建てられたのは現在の川越だったそうです。川越に建てられた後も、日枝神社は何度も移転を繰り返し、最終的には江戸城改築に際して、社殿は江戸城外の麹町隼町に遷座し、庶民も参拝できるようになったと言われています。
朱の色が美しい千本鳥居は、都内には2ヵ所しかありません。その内の一つが日枝神社です。参拝を終えた後、帰るときにはぜひこちらの千本鳥居を歩いてみてください。
赤坂サカス(30分)
赤坂サカスには、地上39階、高さ約180mのオフィス・商業複合施設「赤坂Bizタワー」を中核に、「赤坂ACTシアター」、ライブハウス「赤坂BLITZ」ほか、地上21階、全133戸の賃貸住宅棟「赤坂 ザ レジデンス」などが新たに整備されました。
008年にTBS放送センターを中心としてオープンした『赤坂サカス』は、ショップや劇場、ライブスペースなどが揃う複合エンタメタウン。
エリア内の『Sacas広場』は多目的広場で、TBSの番組と連動したイベントなどが随時開催されます。春には、約100本11種類の桜がエリア全体を包み、桜の名所としても人気のスポットです。
TBSのフラッグシップストアとして、1月に閉店した「TBSストア赤坂店」跡地にオープンした同店。「体験の提供」をコンセプトに、「TBSブルー」を基調としたオリジナルグッズや、地元の飲食店や土産店などとコラボした商品を販売する。
赤坂サカス開業当時からこれまで400万人以上の観客を動員した「赤坂ACTシアター」。日本の伝統から新たな流行まで、文化の発信地として愛されているスポットです。オーケストラによるコンサートをはじめ、TV番組や映画の舞台版となるミュージカルや歌舞伎など、様々な公演が行われています。
赤坂駅
赤坂駅は、千代田線の駅で 駅番号はC 06。 TBS放送センターの最寄り駅であることから「TBS前」の副駅名がある。赤坂三丁目には赤坂見附駅があるが、赤坂駅は、千代田線のみの単独駅であり、赤坂見附駅(銀座線・丸ノ内線)との乗換駅の扱いはなされていません。
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